直江兼続 よもやま話2 〜閻魔大王へのお使者〜


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ある日、兼続の家臣の1人が下人を無礼討ちにした、という事件がありました。
その下人の遺族が、納得がいかないと兼続に訴えてきたのです。兼続が調べたところ、たしかに無礼討ちするほどのことでもなかったのです。そこで兼続はその家臣に慰謝料を払うように命令しました。
でもその遺族、どうしてもその下人を返せといって譲りません。



「死んだものは生き返らないから、慰謝料で…」という兼続に、遺族は頑として首を立てに振りません。
そこで兼続。
「よしわかった。返してやろう。でも、冥土の閻魔大王への使者になれそうな者が思いつかない。申し訳ないが、行ってきてくれないか?」
と、その遺族の首をはねて河原にさらし、
「閻魔大王さま この者たちを使者につかわしますので、下人をお返しください 直江兼続」
という看板を立てたそうです。

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